コスプレについて
いつの頃から巷にコスプレという言葉が浸透してきたのでしょうか。日本においては大きなサブカルチャーのカテゴリ一つであると言えます。その歴史や知識についてコスプレに関することをまとめてみました。
コスプレとは
コスプレとはコスチューム・プレイの略語のことで、日本ではコスプレで通ります。 日本語で言うと要するに仮装のこと。広い意味ではテレビ番組の仮装とか仮装行列などもコスプレになるでしょう。 しかしながら、一般的にコスプレという言葉は、アニメ、漫画、ゲーム、の登場人物、また実在する歌手や映画などの登場人物などのキャラクターに扮して仮装することを指します。また、特定の場所で仲間内でコスプレ撮影会と題してコスプレを行うこともあります。
コスプレの歴史・概要
ごく最近の文化のように思われがちですが意外とコスプレの歴史は古かったりします。
コスプレの始まり
1978年に開催された「第17回日本SF大会の仮装パーティー」(神奈川県芦ノ湖)で、SF評論家の小谷真理が、エドガー・ライス・バローズの『火星の秘密兵器』の表紙イラストに仮装したのですが、他の参加者がその姿を見て手塚治虫の『海のトリトン』の仮装だと勘違いしたことから、いつの間にか海のトリトンが日本のコスプレ第1号と言われるようになったようです。 しかしながら、諸説あって、コスプレの起こりについての詳しいことはよくわかっていません。 その後は同人誌即売会などで同じように仮装をする人が出てきて、今日のようにコスプレが広まっていったようです。
コスプレの流行
1990年代になると、『新世紀エヴァンゲリオン』が大流行したりした経緯から、様々なサブカルチャーに注目が集まるようになり、コスプレという行為も流行の兆しを見せることになります。現在はコスプレという言葉については、ほぼ日本語化されていますので、特に興味のない人でも大抵どのようなものかは、容易にわかると思うのですが、これまではあまり知られた言葉ではなかったようです。 また、コスプレ衣装を販売する会社も出てきたのもこの頃からと言われています。それまでは基本的に自製のものが主流でした。 さらに、これまで同人即売会などのイベントに付随するように行われてきたコスプレイベントだったのですが、コスプレ単独のイベントも開催されるようになりました。
コスプレをする場所
主にコミックマーケットや同人誌即売会などのイベント、コスプレ専門のイベント会場、また、歌手の場合はライブ会場等の場所で行われます。 コスプレイヤーやカメラマンが自主的に主催するコスプレ撮影会、モデル事務所や撮影会団体などが主催するコスプレ撮影会が行われる事もあります。
コスプレイヤー
コスプレをする人のことを言います。また、略してレイヤーとも呼ばれます。 いつの間にかコスプレイヤーと呼ばれるようになりました。
コスプレイベント
大まかにコスプレイベントの傾向を紹介します。
コスプレイベントの形式
- コスプレダンスパーティー(ダンパ)形式
- コスプレをして音楽(ダンスミュージックやアニメソングなど)に合わせて踊るというものです。要するに所謂ダンスパーティをコスプレに扮しておこなうものです。
- 交流・撮影会形式
- 会場に集まってコスプレイヤー同士で交流し、撮影し合ったり、同様にカメラマンに撮影してもらったりするものです。
最近は特定のジャンルに限定したコスプレイベントも開催されるようになりました。(少年漫画系、ギャルゲー系、メイド系等)
イベントの場所・会場
イベント会場の会場は様々で、多くは展示会場等の屋内施設、ダンスパーティー形式に於いてはディスコやクラブなど。 また、屋外では遊園地やテーマパークでもイベントが行われるようになりました。
広がりを見せるコスプレ
時代の移り変わりと共にコスプレという文化にも様々なものが出てきました。
コスプレ系の飲食店
店員がコスプレ衣装を着用してサービスを提供する飲食店(コスプレ系飲食店) メイドカフェなども広い意味で言うとコスプレ系の飲食店に入るでしょう。
公式コスプレイヤー
アニメやゲーム等の宣伝目的として公式コスプレイヤーとして企業などがコスプレイヤー起用する場合もあります。 広い意味では一般的に言うキャンペーンガールやマスコットガールと同じような意味になります。
インターネットとコスプレ
インターネットとコスプレはある意味切り離せないものがあると言えるでしょう。
交流として
インターネットの普及により、コスプレイヤー、またはカメラマン自身がホームページを作成するようになりました。多くホームページを持っているコスプレイヤーはコスプレ仲間を募ったり、仲間内で交流したり、一般的にインターネット上で個人ホームページを運営している人と目的は変わりありません。基本的に自分の興味ある分野でホームページ制作するものです。
個人的宣伝・広告目的として
自主制作などででコスプレ写真集やCD-ROM写真集を作成し、販売(同人誌即売会、同人誌専門店、またはホームページじょうで)する為に広告として利用されている方もいます。
世界でのコスプレ
欧米諸国を始め、東アジア諸国では韓国・台湾・香港、中国、タイなど東南アジアでもコスプレが行われています。 言わばコスプレというものは最早日本文化として成り立っていると考えられ、世界でのコスプレは日本文化の輸出のようになっています。 こうした世界的なコスプレ人気によって、「世界コスプレサミット」というイベントも開催されるようになりました。2005年は欧米及び中国の6国、2006年は更にタイやブラジルでも選考会が行われています。今後こうした世界的コスプレイベントの参加国も増えていくことでしょう。
1985/8/08 00:00:00



